バフェットの銘柄選択術

皆さん、こんばんは!

寒い日が続きますね。お変わりないでしょうか。

ニュースによると、寒波が長引き、大雪となっている地域もあるようです。体調を崩さぬよう、気をつけてくださいませ。

さて、本日は、”バフェットの銘柄選択術”の書籍のご紹介です。

他のいわゆるバフェット本を読んで、バフェットの投資の考え方はわかったけど、実際にどのように銘柄を選択すればよいのか?企業の本質的な価値をどのように評価するのか知りたい方、いらっしゃいませんか?その方には、まさにピッタリの書籍です。

この本は、2002年に日本経済新聞社から日本語版が発行されています。著者は、メアリー・バフェット(ウォーレン・バフェットの息子の元夫人)、デビッド・クラークの二人です。この二人は、1997年にBuffettology(バフェットの投資学)という本を出版して、ベストセラーになっています。

今回、紹介する”バフェットの銘柄選択術”は、Buffettology(バフェットの投資学)をワークブック形式で銘柄選択の手引書としてわかりやすくまとめたものです。ワークブック形式なので、それぞれの章末にまとめとクイズ、最終章にケーススタディとしてガネット・コーポレーション(新聞社)、フェデラル・ホーム・ローン・コーポレーション(住宅ローンの保証と証券化を行う企業、通称フレディ・マック)、マクドナルド・コーポレーションの企業分析と株価分析結果が記載されています。

ChatGPTにこの本の概要をきいてみると、

経営者の質

  • 誠実で株主利益を優先する経営陣がいる企業に投資。経営者の信頼性が重要。

持続的競争優位性

  • 強いブランド力や独自の市場地位を持ち、長期間にわたって利益を安定的に上げる企業に注目。

理解できるビジネスモデル

  • 自分が理解できるシンプルで明確な事業内容を持つ企業に投資。

安定した収益と財務健全性

  • 安定したキャッシュフローを持ち、低リスクで高ROEを維持する企業がターゲット。

バリュー投資

株価が企業の内在的価値より低いと判断される場合、長期的に保有することで利益を得る。

との答えが帰ってきました。間違ってはいなさそうですが、もう少し具体的な内容がほしいですね笑。

目次を紹介すると、基礎編(バフェットの銘柄選択)と応用編(バフェットの方程式)に分かれています。

基礎編では、バフェットが重要視する優良企業とは何か、消費者独占企業とはどんな起業か、消費者独占企業を見分ける8つの基準などが書かれています。消費者独占企業とは、選択の余地がない商品の魅力や金のかからないブランドの強みを持つ企業です。例としては、コカ・コーラ、マールボロ、リグレー(チューインガムの会社)などです。

応用編では、なぜ安値で買うことが大切なのか、バフェットが高ROE(Return On Equity, 株主資本利益率、税引利益/株主資本)企業を好む理由、コカ・コーラ株の期待収益率と実績、利益成長率から期待収益を求める、自社株買いが株主の富を増やす仕組みなどテーマとして挙がっています。

特に、最後のケーススタディでは、下記の計算手順で、コカ・コーラなどの決算データを元に10年後の予想株価と現在の株価を比較して、今後10年間の期待収益率を算出しています。

1)過去10年のROEから予想収益率を出す

2)予想収益率とBPS(Book value per share, 1株あたりの株主資本, 株主資本/発行済株式数)から10年後の予想BPSを出す

3)予想BPSと平均ROEを掛けて予想EPS(Earning per share, 1株あたりの利益, 税引利益/発行済株式数)を計算する

4)予想EPSに過去10年間の平均PER(Price Earnings Ratio, 株価収益率, 株価/一株あたりの利益)を掛けて10年後の予想株価をが求める

5)10年後の予想株価と現在の株価から今後10年間の期待収益率を計算する

また、ケーススタディの最後に、期待収益率と実績を比較して、結果を検証しています。

実際に読んでよかったところは、”バフェットからの手紙”等の他のバフェット本ではあまり触れられていなかった企業の本質的な価値の計算方法が具体例付きで解説されていたことです。既に自分で株式を購入している企業やこれから買ってみようと思った企業をバフェット流に分析するには、とてもよいワークブックでした。計算が苦手な方でもエクセルに、こういう感じで数字を入力すればOKと丁寧に書かれているので、他の企業を分析する際にも同じ計算式を使い回せます。

私もバフェットが購入した米国のコカ・コーラの企業分析を見ながら、日本コカ・コーラの企業分析をやってみました。次回の記事では、日本コカ・コーラの企業分析をちょっとだけ公開いたします。乞うご期待くださいませ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今日も良い一日をお過ごしください!

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