世界のエリート投資家は何を考えているのか

皆さん、こんばんは!

連休最後の月曜日、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、鉄道ストの日だそうです。1898年(明治31年)のこの日、日本初の鉄道ストライキが実施されました。日本鉄道会社の機関士ら約400人がストライキに突入し、上野~青森間の列車が運休しました(ChatGPT調べ)。

さて、本日はアンソニー・ロビンズ著「世界のエリートは何を考えているのか」(三笠書房、2017年出版)の書評です。世界のエリート投資家たちが実際にどのような情報に基づき、どのように行動を決めているのか。この本はその秘密を解明しています。

世界のエリートは何を考えているのか

「マネー・ゲームに勝つための原則」

給料だけで経済的自立を実現することは不可能だ。だから、「消費者」で終わらず、投資することで「オーナー意識」を持つということが経済的に自立するためには欠かせない。また、自分が売っている投資商品を自分で購入しない専門家、根拠のないアドバイスを垂れ流す専門家などは論外だ。加えて、「福利成長の驚くべき力」を徹底活用として、給与の何%を貯蓄するかを決めて、天引きで自動的にその貯蓄分を「フリーダム・ファンド」として保管する。そして、貯蓄した分をどこに投資するかを考える前に、どこに投資しないかを検討する事が大切である

この「9つの神話」に騙されるな

市場というジャングルでは、経験豊富な投資家でも駆け出しの投資家でも、危険は同じである。だから、自分の無知ゆえに怪我をすることを避けることである。怪我をしないためには、いくつかの誤った神話を避ける事が必要となる。例えば、「特定の会社に投資すれば、市場平均を上回る利益が期待できる」、「手数料を大した額ではない」、「開示されている数字をそのまま信じる」、「ブローカーは誰の利益を優先しているかを考えない」「401(k)プランがあれば老後は大丈夫と考える」、「ターゲット・デート・ファンドを買えば後は何もしなくてもいいと考えている」、「年金保険はひどい投資だと考える」、「大きなリスクなしに大きな利益は上げられないと信じている」、「自分にウソを言い聞かせる」等である。

自分の夢の「実現コスト」はいくらか?

「経済的な自由」を手にするために必要な金額を5つのレベルに合わせて、費用の項目を月額で設定する。例としては、

・経済的安定(「生活費の心配」をしなくていいレベル)

・経済的活力(「プチ贅沢費」の半分が働かなくても払えるレベル)

・経済的自立(ライフスタイルを維持するために働く必要がないレベル)

・経済的自由(「理想のライフスタイル」を苦も無く実現できるレベル)

・完璧な経済的自由(いつでも欲しいものを何でも買え、やりたいことが何でもできるレベル)

である。

人生において一番大切な「投資」の判断

・資産配分が全て

「安定/安心バケツ」(現金、債券、定期預金、自宅、年金、年金保険。生命保険、仕組債)、「リスク/成長のバケツ」(株式、ハイイールド債、不動産、商品取引、為替取引、収集品、仕組債)に分けて投資する。資産クラス、市場、時間も分散させる

・マーケットのタイミングを計る必要はない

「ドル・コスト平均法」を使うと、市場変動は投資家の味方となる

・人生の質を高めるために「夢バケツをつくる」

夢バケツとは、蓄財しながら自分と家族が人生をエンジョイするための貯金である。一番の秘訣は、夢のリストを作ることである。最終的には、夢バケツへの比率は、全資産の5~10%で十分である。

・リバランスで、損失を最小に抑えて利回りを最大にする

どんな経済下でも確実に利益を出せる「黄金のポートフォリオ」

・資産価格の変動要因はインフレ、デフレ、経済成長、経済下降の4つだけ

そのため、上記の4つの変動要因にあわせた商品を購入すれば、どの局面が来ても資産は守られる。本書では、具体的に個人投資家向けに、商品とその購入比率を「オールシーズンズ戦略」を公開している。

・利回りの順番

退職後の初期の利回りが、退職後の後期の良し悪しを決める。具体的には、平均利回りは同じで退職直後直後やその後の数年間で株式市場で損を出すと、半減や平均寿命内に資産が不足することがある。

いかがでしょうか?

特に本書では、アメリカのヘッジファンド「ブリッジウォーター」の創設者であるレイ・ダリオ氏からアンソニー・ロビンズが商品と購入比率を聞き出した「オールシーズンズ戦略」のポートフォリオが記載されています。また、巻末には経済評論家の山崎元氏が「オールシーズンズ戦略」のポートフォリオを日本版に置き換えたポートフォリオを公開しています。それほど難しいポートフォリオではありません。そのため、気になる方は、ぜひこのポートフォリオを自前で構築してみるのも良さそうです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。良い一日をお過ごしください!

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